京都・チョウ監督 “愛弟子”遠藤航のリバプールでの活躍ぶり称賛「ビックリどころか感動すら覚えます」

2024年07月14日 07:10

サッカー

京都・チョウ監督 “愛弟子”遠藤航のリバプールでの活躍ぶり称賛「ビックリどころか感動すら覚えます」
15年、湘南時代のチョウ・キジェ監督(右)と遠藤航 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表主将のMF遠藤航(31=リバプール)が6日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演。湘南時代の“恩師”である京都のチョウ貴裁(キジェ)監督からリバプールでの活躍ぶりについて「ビックリどころか感動すら覚えます」と称賛される場面があった。
 遠藤は番組内で「中学生時代の僕をユースに上げてくれた監督なので、チョウさんがいなかったら今の僕はいないんじゃないかというぐらい感謝していますし恩師です」とコメント。当時湘南ベルマーレユースを率いていたチョウ監督との出会いがプロ入りへの道を切り開いてくれたと明かし「ユース時代からチョウ監督にはよくクロップ監督が指揮していた頃のドルトムントの映像を見せてもらっていた」と話した。

 番組MCの俳優・勝村政信から「昔、チョウ監督と一緒に見たクロップ監督の戦術ですけど実際に経験してどうだった?」と聞かれると、遠藤は「めちゃくちゃキツかったですね最初は。クロップがやりたいサッカーを体現するのは本当に簡単ではない。それをいかに自分で表現できるかというのをずっとトライしてて、少しずつ慣れていきましたし、自分がアンカーのポジションでいいプレーができればチームが良くなるぐらいの勢いでプレーしてました」と言及。

 さらに「守備に関して言うと、通常のポジションよりもより前にポジショニングしなきゃいけない。それは5メートルとかの世界ですけど、さらに言うと今までよりもっと積極的にボールを奪いに行かなければならない。後ろに下がるよりもどんどん前に行ってボールを奪いに行くのが生命線ではありますよね」と続けた。

 VTR出演となった京都のチョウ監督は17歳だった湘南時代にJリーグデビューして遠藤について「当時は飛び抜けている部分が分かりづらい選手だったと思う。足が速いわけでもキックが上手なわけでもなかった。ただ、予測と同じミスを繰り返さない能力は間違いなく抜けていた。それは人にはないものを持っていた」とコメント。

 リバプールの主力として活躍した今シーズンについては「リバプールの選手っていうのは欠点がほぼない。プラス長所が2~3つある。そういうレベルの選手。その中でも(遠藤は)常にボールに関わっている。アイツは首振ってボールを受けるのが得意な選手なんですよ昔から。首を振った時に得る情報がユースや湘南時代が10のうち2だったら、いまは100ぐらいあるんじゃないですかね(笑)。そこの速さと正確さ、ジャッジの速さはこの中でこれだけやれるんだという…ビックリどころか感動すら覚えます」と冗談交じりに絶賛していた。

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