日航機が羽田空港で炎上 379人の乗員乗客全員脱出 能登へ物資搬送中の海保機と空港で衝突

2024年01月02日 18:23

社会

日航機が羽田空港で炎上 379人の乗員乗客全員脱出 能登へ物資搬送中の海保機と空港で衝突
羽田空港の滑走路で炎上する日航516便=2日午後6時48分 Photo By 共同
 日航機の機体が2日、羽田空港で炎上した。午後6時前に炎を上げながら滑走路を走る機体が目撃されている。新千歳空港を2日午後4時に出発し、午後5時40分に羽田空港に到着する予定だった日本航空516便のエアバスA350型機。
 羽田空港では、黒炎がもうもうと立ち上り、焦げ臭い匂いが広がった。続々と消防車が出動し、70台以上が懸命な消火活動を行っている。展望デッキには、心配そうに見守る人であふれた。

 日本航空によると乗客は367人、乗員12人の計379人が搭乗していたとの情報があり、全員が機体から脱出したという。

 日本航空が着陸後に海上保安庁の機体が衝突。衝突したのは羽田航空基地所属の航空機ボンバルディアDHC8―300。警視庁によると、6人が搭乗し、機長は脱出したが、5人の死亡が確認された。機長は意識があるという。事故が起きたのは、東京湾沿いの「C滑走路」だった。

 海保機は能登半島地震の対応で新潟航空基地へ物資を搬送する途中だった。

 羽田空港の滑走路は午後6時ごろからすべて閉鎖されている。

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