警備当局 トランプ氏銃撃容疑者を警戒していた 事件前に不審人物として認識も見失う

2024年07月19日 05:30

社会

警備当局 トランプ氏銃撃容疑者を警戒していた 事件前に不審人物として認識も見失う
21年のトーマス・クルックス容疑者(ベセルパーク学区提供・AP) Photo By AP
 トランプ米前大統領(78)の暗殺未遂事件について、米メディアは17日、警備当局が銃撃発生の20分から1時間ほど前に、トーマス・クルックス容疑者(20)を不審人物として認識していたと伝えた。
 事件が起きた13日、容疑者は事件現場となった東部ペンシルベニア州バトラーの選挙集会会場を大きな荷物を背負って歩き回り、手にした距離計測器をのぞき込むなど不審な行動を取っていた。警備当局は容疑者の写真を撮影して共有するなど警戒していたが、その後、見失ったという。

 押収した容疑者の携帯電話から、トランプ氏やバイデン大統領、英王室メンバーらの画像を検索していたことなども判明した。

 連邦捜査局(FBI)と大統領警護隊(シークレットサービス)は17日、非公開で上下両院議員に事件について説明した。共和党のジョンソン下院議長は銃撃を防げなかったとして大統領警護隊のトップ、チートル氏の辞任を求めた。

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