「辞職の意向」トレンド1位、ネット「斎藤知事かと思ったら」「日本はトップが責任転嫁する人ばかり」

2024年07月12日 09:29

社会

「辞職の意向」トレンド1位、ネット「斎藤知事かと思ったら」「日本はトップが責任転嫁する人ばかり」
兵庫県HP
 兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラ疑惑などを告発する文書を配布し、懲戒処分を受けた元県西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題で、片山安孝副知事(64)が辞職する意向を固めた。この報道を受け、X(旧ツイッター)のトレンドで同日午前、ワード「辞職の意向」が急上昇しトップとなった。
 ネット上では、片山副知事が辞職の意向を固めたことに「斎藤知事かと思ったら副知事だった」「これは知事には大ダメージ」「今の日本はトップが責任転嫁する人ばかりwww」「知事と職員とのパイプ役である最側近の副知事が辞職、どう県政をまとめていくのだろう?」「バックにいる政党のこと、考えたら、国政にも影響出るだろうな」などの声が上がっている。

 関係者によると、片山副知事は近く辞表を提出する見込み。一連の文書問題で県政の混乱を招いた引責とみられる。斎藤氏は10日に県職員労働組合から事実上の辞職要求を受けたが、同日の定例記者会見で辞職を否定した。最側近である片山氏の辞意を受け、知事の責任を問う声がさらに高まるのは必至な情勢となっている。

 元局長の男性は7日、死亡しているのが見つかった。自殺とみられる。19日に疑惑の真偽を調べる県議会の調査特別委員会(百条委員会)に証人として出席予定だった。

 片山氏は1983年に兵庫県に入庁し、産業労働部長などを歴任。2021年9月に副知事に就任した。

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