海上保安庁でも「航海日当」の不正受給 佐世保海上保安部の5隻23人で計1万3107円 2024年07月20日 04:44 社会 海上保安庁の瀬口良夫長官 Photo By 共同 海上保安庁は19日、乗組員が航海した際に支給される「航海日当」について、佐世保海上保安部(長崎県)の巡視艇など5隻の乗組員23人が計1万3107円を不正受給していたと発表した。 6月中旬に通報があり発覚。今後、全国の船艇約410隻を対象に過去3年分を調査する。 日当は短時間で航海が終わると減額されるが、時間や距離を実際より長く航海日誌に記載するなどして、満額を受け取っていた。 日当は職員の等級に応じて変わり、5隻の場合は各自590~1090円。1隻当たり4、5人が乗り込み、日当は船長などがまとめて申請するため不正だと知らなかった職員がいる可能性があるとしている。