弁護士出身の広瀬氏 小沢王国で30年ぶり「金星」も不倫で陳謝 座右の銘は「何とかなる」

2024年07月31日 05:30

社会

弁護士出身の広瀬氏 小沢王国で30年ぶり「金星」も不倫で陳謝 座右の銘は「何とかなる」
広瀬めぐみ参院議員 Photo By 共同
 東京地検特捜部の強制捜査を受けた自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)は、盛岡市出身の弁護士で、2022年の参院選岩手選挙区で初当選した。今年に入り、週刊新潮に外国人男性との不倫関係を報じられて陳謝したが、この時は議員辞職と離党を否定。前党女性局長の松川るい参院議員が交流サイト(SNS)に投稿した写真が「観光旅行のようだ」と批判されたフランス研修にも参加した。
 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が強い影響力を誇る「小沢王国」の岩手選挙区では、党公認候補として30年ぶりの議席獲得となる「金星」を挙げた広瀬議員。参院東日本大震災復興特別委員会の理事などを務める。

 今年3月、不倫報道の内容を認めた上で「しっかり仕事をする姿を国民に見せることで、少しでも信頼を取り戻せるよう誠心誠意努める」と述べていた。

 同月に週刊新潮が公設第2秘書の給与を巡る疑惑を報じた際には、自身のホームページ(HP)で「しっかり勤務実態があったことに間違いない」と反論。「地元の皆さまにご迷惑とご不安を与えてしまい申し訳ない。今後の政治活動で皆さまの声を実現していきたい」と記した。特捜部の家宅捜索を受けた今月30日、離党届を提出し、受理された。

 上智大外国語学部英語学科卒。HPによると、01年に弁護士登録した。「いわての成長なくして日本の発展なし」とアピールし、感染症対策や復興などの政策に力を入れるとしている。座右の銘に「何とかなる」「人生は誰にとっても一度きり」を挙げている。

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