最上川の舟 120キロ離れた秋田市に漂着 大雨で流出か

2024年07月31日 05:30

社会

最上川の舟 120キロ離れた秋田市に漂着 大雨で流出か
秋田市の下浜海水浴場に漂着した山形県の最上川で舟下りに使われている「第13芭蕉丸」=30日午後(秋田海上保安部提供) Photo By 提供写真
 30日午後0時20分ごろ、秋田市下浜羽川の下浜海水浴場に、舟が転覆した状態で漂着していると秋田海上保安部に通報があった。
 海保によると、山形県戸沢村の最上川で観光の舟下りに使われている「第13芭蕉丸」(全長約15メートル)。先週の記録的大雨の影響で日本海に流出し、流れ着いたとみられる。移動距離は最短でも120キロ以上。

 舟を所有する最上峡芭蕉ライン観光(戸沢村)によると、舟下りに使う16隻のうち11隻が大雨で流された。今回秋田市で見つかったのはこのうちの1隻とみられ、後日引き取る予定という。

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