泉房穂氏 自民・広瀬議員を巡る報道に「『離党』速報ではなく『自民党の責任』についても…」

2024年07月31日 12:02

社会

泉房穂氏 自民・広瀬議員を巡る報道に「『離党』速報ではなく『自民党の責任』についても…」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が31日、自身のSNSを更新。自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)が公設秘書の給与をだまし取った疑いがある詐欺事件について言及した。
 勤務実態がない公設秘書に国から数百万円の給与が支払われていたことが判明。詐取額が同額に上る可能性があり、東京地検特捜部は議員会館事務所などへの家宅捜索で押収した資料を分析するなどして、金額の特定を進めるとみられる。

 詐取した疑いが持たれているのは公設第2秘書の給与。広瀬氏の事務所によると、第2秘書には第1秘書の妻が就き、2022年12月から23年8月まで在籍したという。参院によると、公設秘書の給与は「国会議員の秘書の給与等に関する法律」で規定されており、年齢や秘書歴などにもよるが、第2秘書には月額で30万~40万円台が支払われているという。広瀬氏の第2秘書は数百万円を受領した。

 泉氏は、「マスコミの責任も大きい。『離党』を“速報”で報じるのではなく、『自民党の責任』についても取材をして報じるべきだ。裏金問題のマスコミ報道も、時の権力に忖度した中途半端な報道で、国民目線とは到底思えなかった。腐敗しているのは、永田町の政治家だけじゃない」と自身の考えをつづった。

 自民党は30日、広瀬氏から離党届が提出され、受理したと発表した。

 広瀬氏をめぐっては、2022年の初当選後に、松川るい参院議員(大阪選挙区)が「エッフェル姉さん」として批判を浴びた昨年7月の自民党女性局のフランス研修にメンバーの一人として参加。また、今年2月にはカナダ人サックス奏者と赤色のベンツに乗って、ラブホテルに向かう不倫が報じられ、謝罪している。

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