木原防衛相ら3閣僚 終戦の日に靖国参拝 首相は私費で玉串料 中韓は反発

2024年08月16日 05:30

社会

木原防衛相ら3閣僚 終戦の日に靖国参拝 首相は私費で玉串料 中韓は反発
靖国神社を参拝に訪れた大勢の人たち=15日午後、東京・九段北 Photo By 共同
 木原稔防衛相と高市早苗経済安全保障担当相、新藤義孝経済再生担当相の3閣僚は終戦の日の15日、東京・九段北の靖国神社をそれぞれ参拝した。岸田文雄首相は3年連続で参拝せず、代理人を通じ自民党総裁として玉串料を私費で奉納した。極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯が合祀されており、韓国政府は遺憾を表明し、中国メディアも非難した。
 現職防衛相の参拝が確認されたのは2021年8月13日の岸信夫氏以来。それ以前には16年12月に稲田朋美氏、02年8月15日には防衛庁長官当時の中谷元氏が参拝した。

 木原氏は参拝後、記者団に「尊い命を犠牲にした方々に哀悼の誠をささげ、尊崇の念を表した」と述べた。

 林芳正官房長官は記者会見で、閣僚の参拝に関し「いずれも私人の立場だと理解している」と強調した上で「今後も隣国である中国、韓国を含む国々との関係を強化していく方針に変わりはない」と述べ、外交関係に影響を与えるべきではないとの認識を示した。

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