小泉進次郎氏、総裁選出馬表明会見「早期に衆院解散」「政策活動費を廃止、旧文通費は公開」
2024年09月06日 11:48
社会
小泉氏は、ブルーのネクタイ姿で会見に臨み、冒頭で「自民党が本当に変われるか。変えられるのは誰か。改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを」と述べた上で、総理総裁になれば「できるだけ早期に衆議院を解散し、国民の信を問う」と早期の解散総選挙を行うことを表明した。
憲法改正については、戦後初めての国民投票を目指す考えを示し、憲法への自衛隊明記などを改憲項目として挙げ、「直接、国民の皆さんの声が聞きたい」と述べた。
また、政治とカネの問題については、「政策活動費を廃止。旧文通費は公開、残金は国庫に返納」するとした。また“裏金議員”について、「国民への説明責任を果たし、選挙で信認を得るまで、要職に起用しない」考えを強調。選挙での公認については、(1)説明責任を果たしてきたか、(2)再発防止の取り組みを進めているかに基づき、「新執行部で、厳正に判断する」とした。
ライドシェアの完全解禁、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出することにも言及した。
総裁選を巡っては、ほかに林芳正官房長官(63)、高市早苗経済安保相(63)も出馬を準備。加藤勝信元官房長官(68)、斎藤健経済産業相(65)、野田聖子元総務相(63)らが立候補に必要な推薦人確保を急いでいる。