小泉進次郎氏の出馬表明会見、ネット反応さまざま「言葉に力…華もある」「相変わらず中身なし」

2024年09月06日 12:31

社会

小泉進次郎氏の出馬表明会見、ネット反応さまざま「言葉に力…華もある」「相変わらず中身なし」
<小泉進次郎氏出馬表明会見>記者からの質問に答える小泉進次郎氏(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、東京都内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した。
 出馬表明会見は、自身のユーチューブ・チャンネルで配信された。ネット上には、「言葉に力があり期待は出来る。華もある」「相変わらず、話の内容にまったく中身がない」「とりあえず早期解散総選挙してくれる点には好感が持てます」「最低限今の自民党に必要な公約を口にした感じ」「小泉進次郎が内閣総理大臣になり直ぐに衆議院解散したら自民党圧勝もあるけど、それは他の候補でも起こり得る事だから、自民党総裁は人気もだけど実力がある方になって欲しい」「今、国民が求めるのは、政治とカネの対応だけではなく、大企業だけではない国全体の景気回復」「中身や能力がない候補者を実力者のように報じられています」「アイドルの総選挙ではないのだから、実力重視で選んでもらいたい」など、さまざまな意見が出ている。

 小泉氏は、ブルーのネクタイ姿で会見に臨み、冒頭で「自民党が本当に変われるか。変えられるのは誰か。改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを」と述べた上で、総理総裁になれば「できるだけ早期に衆議院を解散し、国民の信を問う」と早期の解散総選挙を行うことを表明した。憲法改正については、戦後初めての国民投票を目指す考えを示し、憲法への自衛隊明記などを改憲項目として挙げ、「直接、国民の皆さんの声が聞きたい」と述べた。

 また、政治とカネの問題については、「政策活動費を廃止。旧文通費は公開、残金は国庫に返納」するとした。また“裏金議員”について、「国民への説明責任を果たし、選挙で信認を得るまで、要職に起用しない」考えを強調。選挙での公認については、(1)説明責任を果たしてきたか、(2)再発防止の取り組みを進めているかに基づき、「新執行部で、厳正に判断する」とした。

 ライドシェアの完全解禁、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出することにも言及した。

 小泉氏はこれまで首相就任時最年少の伊藤博文(44歳)より若く、父は、元首相の純一郎氏。「ポスト岸田」候補のうち、正式に名乗りを上げるのは小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)に続いて6人目。立候補制となった1972年以降の過去最多となった。

 総裁選を巡っては、ほかに林芳正官房長官(63)、高市早苗経済安保相(63)も出馬を準備。加藤勝信元官房長官(68)、斎藤健経済産業相(65)、野田聖子元総務相(63)らが立候補に必要な推薦人確保を急いでいる。

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