小泉進次郎氏は失速3位も選対委員長への登用論浮上 幹事長就任案も
2024年09月28日 04:40
社会
同じく「1年以内」を掲げた解雇規制の見直しも足かせに。討論会で挙がった異論や拙速批判に具体的な反論をできず、国会答弁を不安視する空気が増大。岸田派関係者は「来夏改選を控える参院側を中心に小泉敬遠論が間違いなく広がっていた」と指摘。期限を示すことで実行力をアピールする狙いが裏目に出て、議員票も75票と伸び悩んだ。
とはいえ、後見人である菅義偉前首相と良好な関係にある石破氏の選出で、初めての党四役となる選挙対策委員長への登用論が浮上。党関係者は「閣僚となると国会で野党の標的になるのは避けられない」とした上で「一般有権者の間では依然として人気が高い。無党派層対策の“選挙の顔”としてうってつけ」と話した。一方、史上最年少43歳での幹事長就任案も取り沙汰されている。いずれにせよ、裏金議員の公認問題への対応が最初の関門となりそうだ。