旧安倍派会計責任者に有罪判決 細谷泰暢裁判長は非難「国民の政治不信を招いた」 2024年10月01日 05:00 社会 松本淳一郎被告 Photo By 共同 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪に問われた旧安倍派事務局長で会計責任者の松本淳一郎被告(77)に東京地裁は30日、禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。 岸田文雄首相退陣のきっかけとなった裏金事件で、旧安倍派側に正式裁判の判決が出るのは初めて。細谷泰暢裁判長は「政治活動の公明・公正を確保するとの政治資金規正法の目的をないがしろにする犯行で、国民の政治不信を招いた」と非難した。