約1億5500万円詐欺罪の“りりちゃん” 控訴審で刑を減軽
2024年10月01日 05:00
社会
「頂き女子りりちゃん」を名乗って恋愛詐欺のマニュアルを販売し、自身も男性の好意につけ込み計約1億5500万円をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた渡辺真衣被告（26）の控訴審で、名古屋高裁は30日、懲役9年、罰金800万円とした一審名古屋地裁判決を破棄し、懲役8年6月、罰金800万円を言い渡した。
田辺三保子裁判長は判決理由で、詐取した金を受け取っていた東京・歌舞伎町の元ホストクラブ店員＝組織犯罪処罰法違反などの罪で公判中＝が渡辺被告の一審判決後、被害者側に1800万円を弁済したことなどを考慮し、刑を減軽したと述べた。
