貨物専用新幹線 JR東日本が導入を検討 25年度にも初導入し大量輸送の事業化へ

2024年10月03日 04:46

社会

貨物専用新幹線 JR東日本が導入を検討 25年度にも初導入し大量輸送の事業化へ
7月、JR東日本が行った新幹線大量輸送の実証実験で運ばれる荷物 Photo By 共同
 JR東日本が荷物専用の新幹線車両の導入を検討していることが2日分かった。
 JR各社はこれまでも鮮度の高い特産品など単価が高額で小さな荷物を、新幹線の空席を活用して輸送してきた。専用車両の導入が実現すれば初めてとなる。

 JR東は2025年度にも新幹線による大量輸送を事業化し、収益強化につなげたい考えだ。

 運送業界は残業規制の強化で、トラック運転手不足などにより物流が滞る「2024年問題」に直面している。新幹線での大量輸送が本格化すれば、こうした物流の停滞の緩和につながると期待されている。

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