ハレプ初女王!セリーナ56分料理「最高のプレーだった」

2019年07月14日 05:30

テニス

ハレプ初女王!セリーナ56分料理「最高のプレーだった」
女子シングルスで初優勝し、笑顔でトロフィーを掲げるハレプ Photo By 共同
 【テニス ウィンブルドン選手権第12日 ( 2019年7月13日    英・ロンドン・オールイングランド・クラブ )】 女子シングルス決勝は第7シードのシモナ・ハレプ(27=ルーマニア)が第11シードのセリーナ・ウィリアムズ(37=米国)を6―2、6―2で下し、初優勝を果たした。ウィンブルドンでルーマニア勢のシングルス制覇は男女を通じて初めて。ハレプは4大大会で昨年の全仏オープンに続く2勝目。14日の男子シングルス決勝はロジャー・フェデラー(37=スイス)とノバク・ジョコビッチ(32=セルビア)が対戦する。
 27歳にしてようやく「芝を愛している」と言えたハレプは、最初から最後まで走り回った。ウィンブルドン7度優勝のS・ウィリアムズをわずか56分で圧倒。ルーマニア勢初制覇を果たすとコートに膝をつき「最高のプレーだった。この瞬間のために努力してきた」と、満面の笑みで喜びを表現した。

 第1セット、強打に食らいつき続ける粘り強さで強敵を根負けさせて冒頭から4ゲームを連取。このセットを奪うと、第2セットも勢いは衰えなかった。2―2の第5ゲームで相手サーブの15―40の場面はバック側に大きく振られたが、走りながら体を伸ばして返球。ミスを誘ってブレークにつなげ、勝利へ突き進んだ。

 昨年は全仏で悲願の4大大会初優勝。今年は「ゆったりする年」と位置づけ、肩の力を抜いて伸び伸びとプレーした。「芝でのプレーの感覚をつかめた」とこの日はミスを3本のみに抑える完成度の高いテニスで、新女王の座に就いた。

 ▼セリーナ・ウィリアムズ (ハレプは)信じられないプレーをした。あれだけのプレーをされてとにかく脱帽。彼女の努力が報われた。私もこれからも努力していきたい。

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