双子力士 十両・貴ノ富士6勝目「数字を意識しないようにするのは無理」

2019年07月14日 16:08

相撲

 【大相撲名古屋場所8日目 ( 2019年7月14日    ドルフィンズアリーナ )】 双子力士の十両・貴ノ富士(22=千賀ノ浦部屋)が元関脇・勢を寄り切りで下し6勝目を挙げた。
 立ち合いで頭から当たって、相手の出足を止めると低い姿勢のまま押し込んだ。

 「勢関の相撲を見ると、勝っている力士は引いて勝っている取口が多かった。だから自分は、逆に思い切って立ち合いで踏み込んでいった方が勝機があると思っていきました。その狙い通りに勝てたので自信になります」と振り返った。

 3度目の十両場所。前回の春場所は中日を終えて3勝5敗と黒星が先行し6勝9敗で負け越し。その前の昨年春場所は3勝しか挙げられなかった。ところが今場所は安定した内容で白星を重ねている。苦しい時期を乗り切り、成長の階段を着実に上がってきた。

 「数字を意識しないようにするのは無理。やはり勝ち星は気になります。でも数字だけにはこだわらず、自分の相撲を取って、白星を積み重ねようと思っています」と話していた。

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