坂井父子で悲願切符「スタートラインに立ててうれしい」

2019年07月14日 05:30

飛び込み

坂井父子で悲願切符「スタートラインに立ててうれしい」
東京五輪出場を決め日の丸を背に笑顔を見せる坂井(左)と寺内(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【水泳 世界選手権 ( 2019年7月13日    韓国・光州 )】 坂井は「父を五輪に連れて行きたい」との願いをかなえた。コーチの父・弘靖氏は、15年に妻・由美子さんがくも膜下出血で入院した影響で、16年リオ五輪でのコーチを辞退しており、親子そろっての五輪出場は悲願。
 坂井は両親、姉、妹も競技経験のある飛び込み一家に生まれ、生後10カ月頃からオムツを着けてプールに通い、2歳の時にはヘルパーをつけて1メートルの板から飛び込んでいた。「スタートラインに立ててうれしい」と、家族の思いを背負い、自国開催の飛び込み台に立つ。

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