西岡 イライラ2回戦敗退…同じレフティーにかく乱されラケット破壊

2020年10月01日 05:30

テニス

西岡 イライラ2回戦敗退…同じレフティーにかく乱されラケット破壊
全仏オープン2回戦でガストンに敗れた西岡(AP) Photo By AP
 【全仏オープンテニス第4日 ( 2020年9月30日    パリ・ローランギャロス )】 男子シングルス2回戦で、世界ランキング52位の西岡良仁(25=ミキハウス)は同239位のユーゴ・ガストン(20=フランス)に4―6、6―7、6―3、2―6で敗れ、初の3回戦進出を逃した。女子シングルス2回戦で、史上最多に並ぶ4大大会24度目の優勝を目指していたセリーナ・ウィリアムズ(39=米国)は左アキレス腱の負傷で棄権した。
 変幻自在のプレーが持ち味の西岡が、逆にかく乱された。相手は同じ左利き。身長も自身の1メートル70に対して1メートル73とほぼ変わらない。特徴の似たタイプとの対戦で、本来は自身が得意とするドロップショットに翻弄(ほんろう)された。凡ミスは相手の36を上回る48。22回のブレークポイントを握りながら5回しか生かせず、逆に12回のブレークポイントのピンチで6回のブレークを許した。

 1月の全豪に続く4大大会2度目の3回戦進出を逃した。1回戦でシード選手を撃破しながら、主催者推薦枠で出場している世界ランキング239位の格下に敗退。「自分のプレーをしっかりできれば」と語っていたが、劣勢の場面で赤土にラケットを叩きつけて破壊するなど自分を見失う場面もあった。

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