“投てき二刀流”の大器、幸長慎一が砲丸投げでまず一冠

2020年10月01日 19:14

陸上

“投てき二刀流”の大器、幸長慎一が砲丸投げでまず一冠
男子砲丸投げで優勝した幸長慎一 Photo By 共同
 【陸上・日本選手権第1日 ( 2020年10月1日    新潟市・デンカビッグスワンスタジアム )】 男子砲丸投げは、“投てき二刀流”のホープ、幸長慎一(23=四国大)が17メートル77を投げ、初優勝した。序盤は16メートル台と苦しんだが、3投目に17メートル49を投げて決勝進出8人を決めると、精神的に楽になったようで「自分のリズムでいつも通り投げられた。上位入賞を目標に頑張ろうと、ちょっと落ち着いた感じで臨めた」と足元を見つめ直した。5投目に優勝記録をマークした。
 メーンにしている円盤投げより先に、日本一の称号を手にした。喜びより戸惑いの方が大きかったのか「ちょっときついです」と、小さめの声で語った。中1日で、円盤投げを迎える。「今の状況だと上位入賞できると思うけど、油断せずにしっかり投げたい」と最後まで謙虚だった。

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