湯原祐希さん 36歳で急死…ラグビー元W杯戦士、TL東芝では通算120試合出場

2020年10月01日 05:30

ラグビー

湯原祐希さん 36歳で急死…ラグビー元W杯戦士、TL東芝では通算120試合出場
ラグビー元日本代表フッカーで、トップリーグ(TL)東芝でFWコーチを務めていた湯原祐希さん Photo By スポニチ
 ラグビー元日本代表フッカーで、トップリーグ(TL)東芝でFWコーチを務めていた湯原祐希さんが29日に亡くなっていたことが分かった。30日に所属の東芝が発表した。36歳。死因は非公表。チームによれば29日早朝に東京都府中市のクラブハウスでトレーニング中に倒れて緊急搬送され、そのまま帰らぬ人となった。持病などはなく、前日まで指導に当たっていたという。
 千葉県出身の湯原さんは流通経大柏高、流通経大を経て06年4月に東芝入り。08年10月にTL初出場を果たし、通算120試合に出場するなど長年主力として活躍した。日本代表では10年5月の韓国戦で初出場し、通算22キャップを獲得。W杯は11、15年と2大会連続で代表に選出され、15年大会は出場機会こそなかったものの歴史的3勝を挙げたチームを下支えした。東芝では19年4月からコーチ兼任選手となり、今春限りでスパイクを脱いでいた。専任コーチとして第2のラグビー人生を歩み始めた直後だった。

 ▼森重隆日本ラグビー協会会長 突然の訃報に驚きと悲しみで言葉もありません。フォワードの要として日本代表を支えてきた長年の功績は計り知れず、今後指導者としての活躍も期待されていました。これまでのご功労に敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2020年10月01日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム