中口&山田が初の五輪代表 ライフル射撃代表再最終選考会

2021年03月25日 05:30

射撃

中口&山田が初の五輪代表 ライフル射撃代表再最終選考会
射撃の東京五輪代表に決まった中口遥(左)と山田聡子 Photo By 共同
 ライフル射撃の東京五輪代表再最終選考会(10メートル種目)が24日、東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。
 女子のエアライフルで中口遥(滋賀ダイハツ販売)、エアピストルで山田聡子(自衛隊)が、ともに初の五輪代表に決まった。19~21日の最終選考会を含む4日間で、それぞれ最も点数の高かった日の成績で全体トップとなり、日本協会の選考基準を満たした。男子エアピストルは21日に579点を撃った森川清司(広島県警)が1位で、代表に大きく近づいた。今後の国際大会で五輪参加資格となる563点以上の成績を残せば代表が確実となる。

 ▼中口遥 まずはホッとしているが、結果にはまだまだ満足していない。少し悔しい気持ちもある。現状に満足せず、まだまだレベルを上げて世界と戦っていける選手になっていきたい。

 ▼山田聡子 まずは決めることができて良かった。今の結果に満足しているわけではないが、自分と向き合いしっかり戦えた。メダル獲得に向けてしっかりと精進したい。

 ◆中口 遥(なかぐち・はるか)1998年(平10)1月13日生まれ、鳥取県出身の23歳。女子エアライフル。19年アジア選手権で24位。18、19年にW杯出場。鳥取・日野高―同大出、滋賀ダイハツ販売。1メートル51。

 ◆山田 聡子(やまだ・さとこ)1995年(平7)2月26日生まれ、滋賀県出身の26歳。女子エアピストル。19年アジア選手権11位。25メートルピストルで20年全日本選手権優勝。滋賀・水口高出、自衛隊。1メートル62。

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