太鼓演奏、フラガールの舞い 聖火リレー開始前パフォーマンスで福島復興支援への感謝

2021年03月25日 08:58

五輪

太鼓演奏、フラガールの舞い 聖火リレー開始前パフォーマンスで福島復興支援への感謝
いわき市のスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」によるフラダンス Photo By 代表撮影
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となった東京五輪の聖火リレーが25日、東日本大震災から10年を迎えた被災地・福島県のJヴィレッジ(楢葉・広野町)からスタートする。会場ではセレモニーとスタートに先駆けて、震災からの復興支援に対する感謝や福島県の魅力を発信するためのオープニングパフォーマンスが始まった。
 パフォーマンスは相馬市の伝統行事である相馬野馬追による法螺(ほら)貝の演奏に始まり、會津田島太鼓保存会「白鼓(びゃっこ)」による太鼓の演奏、いわき市のスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」による華やかなフラダンスが披露された。セレモニーでは全日本合唱コンクールで全国大会で日本一の文部科学大臣賞を受賞した郡山市の小中学校の子どもたちによる「花は咲く」の合唱が披露された。

 聖火リレーの第1走者は11年サッカー女子W杯で優勝し、日本と東日本大震災の被災地へ感動と勇気をもたらした日本代表「なでしこジャパン」のメンバー16人が務める。W杯で主将を務めた澤穂希さんは体調不良のため参加を見送った。約1万人のランナーによる聖火リレーは全国47都道府県を121日間で巡り、7月23日の開会式(国立競技場)を目指す。

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