八村の母校ゴンザガ大が劇的勝利 不敗のまま4年ぶりに決勝に進出 「延長BB」でUCLAに辛勝

2021年04月04日 12:34

バスケット

八村の母校ゴンザガ大が劇的勝利 不敗のまま4年ぶりに決勝に進出 「延長BB」でUCLAに辛勝
延長で3点シュートによるブザービーターを決めたゴンザガ大のサッグス(AP) Photo By AP
 男子バスケットボールの全米大学選手権(NCAAトーナメント)は3日、インディアナ州インディアナポリスで「ファイナル4」による2試合を行い、NBAウィザーズの八村塁(23)の母校で西部地区を第1シードで制したゴンザガ大(ワシントン州=ウエストコースト1位)は、東部地区を第11シードから勝ち上がってきたUCLA(カリフォルニア州=パック12・4位)を延長の末に93―90(前半45―44、延長12―9)で振り切って4年ぶりに決勝に進出。2ケタ点差の連続記録は「27試合」でストップしたものの、昨季から通算で35連勝(今季は31戦全勝)を飾った。
 不利と見られていたUCLA(22勝10敗)は大善戦。過去最多となる11回の優勝歴を誇るだけにゴンザガ大に対して一歩も引かない素晴らしい戦いぶりを見せた。同点15回で逆転は19回という大熱戦。5分間の延長でも残り1分17秒で5点差のビハインドとなりながら残り3・3秒、この日29得点をマークしたジョニー・ジューザン(2年)のシュートで同点とした。

 しかしこのあとゴンザガ大のジェイレン・サッグス(1年)が劇的な3点シュートを成功。これがブザービーターとなってきわどい試合をものにした。不敗のままの決勝進出はラリー・バード(その後NBAセルティクス)を擁していた1979年のインディアナ州立大以来、42年ぶり。ゴンザガ大は八村が2年生だった2017年の決勝ではノースカロライナ大に65―71で敗れているが、5日の決勝に勝てば1976年のインディアナ大(32勝0敗)以来の“不敗王者”となる。

 これに先だって行われた準決勝の第1試合では、南部地区を制したベイラー大(テキサス州=ビッグ12・1位)が78―59(前半45―20)で中西部地区を勝ち上がったヒューストン大(テキサス州=アメリカン・アスレティック2位)を下して73年ぶりに決勝に進出。ベイラー大は今季27勝2敗で、昨年12月5日にゴンザガ大とワシントン州スポケーンで対戦する予定だったが、新型コロナウイルス感染の影響でこの試合は中止となっていた。

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