リコー WTBヴァカヤリアが2トライでMOM「みんなのおかげ」

2021年04月10日 17:50

ラグビー

リコー WTBヴァカヤリアが2トライでMOM「みんなのおかげ」
リコーのWTBネタニ・ヴァカヤリア Photo By スポニチ
 【ラグビートップリーグ第7節   リコー(勝ち点17)41―19日野(勝ち点7) ( 2021年4月10日    駒沢 )】 リコーが7トライで日野に快勝し、2連勝でリーグ戦を締めくくった。3勝4敗の勝ち点17でNTTドコモと並んだが、4勝3敗と勝利数で上回るドコモが3位、リコーが4位となった。リコーはプレーオフトーナメントは2回戦からの登場で、レッド・カンファレンス5位の東芝と対戦する(24日、パロマ瑞穂ラグビー場)。
 序盤で3トライとたたみ掛けた。前半2分、右タッチ際をスピードで駆け上がったWTBネタニ・ヴァカヤリア(23)のパスを受けたSOアイザック・ルーカス(22)が先制トライ。7分にはNo・8エリオット・ディクソン(31)の突破からヴァカヤリアが3試合連続となるトライを挙げ、15分にはラインアウトモールからフッカー武井日向(23)が右中間へ飛び込んだ。ヴァカヤリアは38分にもこの試合2つめのトライを決め、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。フィジー出身で加入3年目の今季はプレーの安定感が増しており、「MOMをもらえたのはチームのみんなのおかげ。感謝したい」とはにかんだ。

 開幕戦でパナソニックに14―55と完敗。第2節でヤマハ発動機を1点差で破ったものの、その後は全て接戦を落として3連敗を喫していた。しかし、ラスト2試合はいずれも快勝。神鳥裕之監督(46)は「リーダー陣がチームを立て直して上昇気流に乗せられたのはよかった。結果がついてこない時期もあったが、7試合を通じてひたむきに戦う姿勢は見せられたと思う」と手応えを口にした。2試合欠場の間にチームを外から見つめ直したという共同主将のフランカー松橋周平(27)は「最後の2試合は1人1人が責任を持つようになった」と総括。快勝のこの日も後半、日野に主導権を握られる時間帯があっただけに、「トーナメントになったら1トライ1ゴールが命取りになる可能性もある。1人1人の責任はもっと改善しないといけない」と気を引き締めていた。

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