前回金のレスリング土性 まさかの1回戦敗戦にも「敗者復活に回れたら死にもの狂いで」

2021年08月02日 12:00

レスリング

前回金のレスリング土性 まさかの1回戦敗戦にも「敗者復活に回れたら死にもの狂いで」
 女子68キロ級1回戦 米国のタミラマリアナ・ストックメンサ(左)にテクニカルフォール負けした土性沙羅=幕張メッセ Photo By 共同
 【東京五輪第11日レスリング女子フリースタイル68キロ級 ( 2021年8月2日    幕張メッセ )】 前回の金メダリストに波乱が起きた。レスリング女子68キロ級の土性沙羅(26=東新住建)が、1回戦でストックメンサ(米国)に敗れ、2大会連続の金メダルを逃した。
 敗戦後、土性は「2019年の世界選手権で負けた相手。2年間リベンジをとしっかり練習をつんできたが、それより相手が練習をしてきたんだなと実感しました」と語り、「タックルに入られたら切ることが難しいくらい力が強い選手。強かったです」と振り返った。

 ストックメンサが決勝進出すれば、土性は敗者復活戦に出場でき、銅メダルのチャンスが回ってくる。「敗者復活戦に回れれば、死にもの狂いで戦いたい」と誓っていた。

 ◆土性 沙羅(どしょう・さら)1994年(平6)10月17日生まれ、三重県松阪市出身の25歳。鎌田中―至学館高―至学館大。吉田沙保里さんの父・栄勝氏が指導する一志ジュニアでレスリングを始める。世界選手権は13、15年が銅メダル、14年が銀メダル、17年が金メダル。16年リオデジャネイロ五輪は初出場で金メダルを獲得した。1メートル59。

おすすめテーマ

2021年08月02日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム