陵侑 意地の大ジャンプ連発!!「いいパフォーマンスを心掛けて飛んだ」

2022年02月08日 05:30

ジャンプ

陵侑 意地の大ジャンプ連発!!「いいパフォーマンスを心掛けて飛んだ」
混合団体の競技を終え、うなだれる高梨沙羅(中央右)の肩を抱く小林陵侑(同左) Photo By 共同
 【北京五輪第4日 ノルディックスキー・ジャンプ混合団体 ( 2022年2月7日    国家スキージャンプセンター )】 男子個人ノーマルヒル金メダリストの小林陵は高梨の心中をおもんぱかった。「(1回目の8位からの4位は)本当にみんな凄い。沙羅(高梨)も凄くいいジャンプをしていた。本当に強いなって思う。たくさんハグしてあげました」。気遣いが一級品なのもこの男の魅力だろう。
 意地の大ジャンプを2本そろえた。6日のノーマルヒル金メダルに続く2冠が絶望となった中、1回目は102・5メートルを飛んで8位で2回目進出を決めると、2回目はヒルサイズちょうどの106・0メートルの大ジャンプ。高梨1本分のポイントが少ない中で、メダルまで8・3ポイント差に迫る立役者となった。2つ目のメダルには届かなかったが、個人ラージヒル、男子団体へつなぐ飛躍。「凄く波乱になったが、凄くいいゲームだった」と前を向いた。

 ≪岸田首相の祝辞に感謝「凄くうれしい」≫男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵が岸田文雄首相から祝辞を受けた。「小林選手が、努力を重ね、本番で自分の力を出し切り、見事栄光をつかみとられた勝負強さに心から敬意を表します」などと祝福され、小林陵は「直々のメッセージ、凄くうれしい」と感謝。「この勢いに乗って、日本をもっともっと盛り上げていけるように頑張っていきます」と12日の個人ラージヒルなどでの活躍を誓った。

 ▼佐藤 昨日(個人ノーマルヒル)から比べれば仕事はできたと思うが、1本ずつもう2メートル飛べば勝負になった。強さを身につけないといけない。今日の悔しさを含めて、個人も男子団体も結果を得られるように準備したい。

 ▼伊藤 今日の2本は個人戦よりもいいジャンプができたと思う。団体戦ということで戦うのは1人ではないので、3人のおかげで心強く飛べた。3回目の五輪だが初めてのような感じで、見るもの全てが新鮮だった。

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