6大会連続出場の竹内智香 予選15位で決勝Tへ 三木つばきは全体3位で進出

2022年02月08日 13:13

スノーボード

6大会連続出場の竹内智香 予選15位で決勝Tへ 三木つばきは全体3位で進出
スノーボード女子パラレル大回転の竹内智香(AP) Photo By AP
 【北京五輪第5日・スノーボード女子パラレル大回転 ( 2022年2月8日    雲頂スキー公園 )】 スノーボード女子パラレル大回転が8日、北省張家口の雲頂スキー公園で行われ、日本女子では史上最多6大会連続の冬季五輪出場となる竹内智香(38=広島ガス)が出場した。
 2本のタイムの合計で争う予選。竹内は1本目で43・51秒、2本目で45・32秒で滑り、全体15位で上位16人による決勝トーナメントに進出した。

 また、三木つばき(18=CATALER)は1本目で42・63秒、2本目で44・52で滑り、全体3位で決勝トーナメントに駒を進めた。

 4日の公式練習で竹内は「過去にない心境。今までは運動会に行く気持ちだったが遠足に行くようなわくわく感で過ごせている」と目を輝かせた。14年ソチ大会で銀メダルを獲得し、5位だった前回18年平昌大会後は2年半にわたって競技から離れた。ヨガの資格もとるなど日常生活を楽しんだが、20年夏に競技復帰を宣言。「こんなに好きだったんだ」。雪上を滑る楽しさを再確認した。「過去5大会の経験と、2年半休んでもう一回挑戦したことで得られた楽しみ。楽しい気持ちでここに来られて良かった」。その思いをレースにぶつけた。

 ◇竹内 智香(たけうち・ともか)1983年(昭58)12月21日生まれ、旭川市出身の38歳。中学1年で本格的に競技を始め、クラーク高3年時の02年ソルトレークシティー五輪に初出場して22位。12年にW杯初優勝。14年ソチ五輪で銀メダルを獲得。15年世界選手権銅メダル。

 ▽スノーボードパラレル大回転 アルペンスキーのように、旗門が設置されたコースを滑り降りて速さを競う。予選は2本滑ったタイムの合計で争い、決勝は2人が並行して(パラレル)同時に滑り、1対1で勝負する。旗門の間隔により「大回転(23メートル前後)」と「回転(13メートル前後)」があるが、スノーボードは左と右、2つのスタンスがあるので旗門は左右対称に設置される。スノーボードが初採用された98年長野五輪では「大回転」が実施され、02年ソルトレークシティー五輪からは2人で滑る「パラレル大回転」に変更された。

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