稲垣 今秋初先発で勝利に貢献も「内容はほめられたものではない」 日本代表が豪州Aに勝利

2022年10月15日 00:13

ラグビー

稲垣 今秋初先発で勝利に貢献も「内容はほめられたものではない」 日本代表が豪州Aに勝利
後半、相手選手に強烈なタックルを仕掛ける稲垣 (撮影・後藤 大輝)      Photo By スポニチ
 【ラグビーアサヒスーパードライチャレンジシリーズ2022最終戦   ジャパンXV52―48オーストラリアA ( 2022年10月14日    大阪・ヨドコウ桜スタジアム )】 強化試合3連戦の最終戦に臨んだ日本代表(GS)ジャパンXV)は、オーストラリアA代表に52―48で勝利。シリーズを1勝2敗で終え、いよいよ今秋初のテストマッチとなる今月29日のニュージーランド戦(東京・国立競技場)に臨む。
 プロップ稲垣啓太(埼玉)は3連戦最終戦で今秋初出場初先発。後半32分に交代するまでディフェンスのまとめ役として勝利に貢献したが、最大23点あったリードが一転、4点差と薄氷を踏む勝利に「内容はほめられたものではない。失点の仕方もそうだし。内容は反省する部分が多々ある」と振り返った。

 外から眺めた第1戦、第2戦を含め、新戦力が加わったチームは「まだ同じ絵を見られていない」と指摘。オールブラックス戦に向けては「こんな失点では絶対に勝てない。得点能力はあるが、やはり要所でシャットアウトしないといけない」とディフェンスや要所での集中力を課題に挙げた。

 コンディション不良で2戦目までは欠場したが、オールブラックス戦で“ぶっつけ本番”とならないためにも、この試合での復帰が稲垣自身に課された宿題でもあった。「コンディションはあまり良くなくて、結構急ピッチで上げた。やりたいプレーも出た。満足はしていない。精度を上げたい」と話し、2週間後に向けて、さらに調子を上げていくつもりだ。

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