京都精華学園が夏冬2冠 山本綱義監督「感激で頭の中が真っ白」

2022年12月28日 14:18

バスケット

京都精華学園が夏冬2冠 山本綱義監督「感激で頭の中が真っ白」
初優勝した京都精華学園の選手たちは大喜び(撮影・武田 政樹) Photo By スポニチ
 第75回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)第6日は28日、東京体育館で女子決勝が行われ、今夏のインターハイを制した京都精華学園(京都)が札幌山の手(北海道)に99―81で快勝して初優勝を飾り、夏冬2冠を達成した。
 立ち上がり柴田柑菜(3年)の3シュートで先制すると、一度は逆転を許したものの、身長1メートル88のイゾジェ・ウチェ(3年)が制空権を支配。すぐに再逆転し、さらに連続ポイントで札幌山の手を突き放した。終わってみれば、ウチェは35得点18リバウンドの大活躍。柴田と八木悠香(2年)はそれぞれ22得点をマークした。

 7年連続12度目の出場で悲願の初優勝。昨年準優勝に終わった悔しさも晴らした。山本綱義監督は(72)は「もう感激で頭の中が真っ白で言葉が出てきません。48年間頑張ってきて、子供たちの才能を信じてやってきたんですが、ここに来て素晴らしい結果を出してくれたので感激でいっぱいです」と感無量の面持ち。
 ナイジェリアからの留学生で中学から京都精華学園でプレーし、主将も務めるウチェは「35得点したけど、チームが一丸となって力を合わせてディフェンスを徹底したことが良かった」と振り返り、「昨年は準優勝で悔しかったし、中学からずっと負けていたので、きょうは勝てて良かった」と喜んだ。

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