大分東明20トライ130点圧勝開幕 次戦VS東海大大阪仰星「しっかり倒す」

2022年12月28日 06:00

ラグビー

大分東明20トライ130点圧勝開幕 次戦VS東海大大阪仰星「しっかり倒す」
<大分東明・高松北>前半、先制トライを決める大分東明・ダウナカマカマ(中央)(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会1回戦   大分東明130―0高松北 ( 2022年12月27日    花園ラグビー場 )】 開幕し、1回戦8試合が行われた。大分東明は高松北(香川)から20トライを奪って花園歴代5位の130―0で圧勝スタートした。
 2年ぶりの花園で大分東明が縦横無尽にグラウンドを駆け回った。大会史上歴代5位の1試合130点の圧勝劇。2トライを挙げた1メートル85、111キロのフィジー人留学生のNo・8、ダウナカマカマ・カイサ(3年)は「うれしかったです」と声を弾ませた。

 開始1分に左ラックから抜け出して先制トライを奪うと、9分は同じくフィジー人留学生のCTBナブラギ・エロニ(3年)が攻め込み、最後は左中間に決めた。カイサは「いいグラウンドで走りやすかったです」と充実の表情。その後も高校日本代表候補5人を擁する強さを最後まで見せつけ、チーム全体で20のトライを奪った。

 それでもCTBの浦山丈主将(3年)は「取り切れないところがあって悔しい」と漏らした。昨年は大分大会決勝で大分舞鶴と引き分け。抽選の末に花園出場を逃した。1トライでも多くという思いは強い。白田誠明監督は「最初の目標はしっかり勝ちきる。そのために取り切ると声をかけていた。(選手の)さらに取れなくて悔しいというのは、そういう(昨年の)経験からだと思う」と語った。
 
 2回戦は東海大大阪仰星に挑む。現チームが2戦2敗している難敵。カイサは「ベスト4を目指して、次の仰星さんもしっかり倒します」と力強く宣言した。

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