山田和哉が公式練習で臀部打撲もV スピードスケート全日本選手権 男子1500M

2022年12月29日 15:20

スピードスケート

山田和哉が公式練習で臀部打撲もV スピードスケート全日本選手権 男子1500M
<第90回全日本スピードスケート選手権第2日>男子1500メートル、滑走する山田(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【スピードスケート全日本選手権第2日 ( 2022年12月29日    YSアリーナ八戸 )】 W杯後半戦の日本代表選考会を兼ねて行われ、男子1500メートルは山田和哉(21=高崎健康福祉大)が大会記録とリンク記録を更新する1分45秒57で優勝した。一戸誠太郎(26=ANA)が1分46秒15で2位。小島良太(24=エムウエーブ)が1分46秒88で3位に入った。
 アクシデントを乗り越えて山田和が頂点に立った。レース当日の公式練習で転倒し、左臀部(でんぶ)を強打。痛みがあり足に力が入らない状態で本番を迎えた。通常は6歩でいく直線の歩数を8歩に増やすなどして対応。昨年1月に野々村太陽(21=専大)がマークしたリンク記録を0秒80更新する好タイムを出した。10月の全日本距離別は500、1000、1500メートルの3種目で2位。11月の今季W杯開幕戦の1500メートルでは5位に入り、世界の表彰台も視野に入る。伸び盛りの21歳は「タイムにはびっくり。去年に比べて安定してきた。よくない中でも結果が出せたので、W杯後半戦に向けて自信になる」と笑顔を見せた。

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