高木美帆 3000Mで国内7年ぶり敗戦「悔しい。くすぶっていたら追い抜かれる」
2022年12月29日 17:15
スピードスケート
2月の北京五輪は5種目に出場して金1、銀3のメダルを獲得。3000メートルは6位に終わり唯一表彰台を逃した種目で、世界記録を保持する1500メートルや五輪を制した1000メートルに比べて得意ではない。対する堀川は3000、5000メートルが本命種目。高木は「3000メートルに対する気持ちの差が出た。私が今の場所でくすぶっていたらすぐに追い抜かれる」と振り返った。
10月の全日本距離別選手権を最後に小平奈緒さん(36)が引退。短距離種目で切磋琢磨(せっさたくま)してきた存在がいなくなり、高木はこの日の3000メートルの前に行われた500メートルを圧勝。前日は1500メートルを制しており、30日に出場予定の1000メートルを含めた4冠が有力視されていたが、9歳年下の長距離の新星に阻まれた。
得意種目ではないとはいえ、国内では連勝街道を走り続けてきた3000メートルで敗れた意味は大きい。高木は「競い合う選手がいることは、少し特別なものがある。スケート界が面白くなると思っている」と視線を上げた。2位という刺激的な結果が、最強オールラウンダーの闘志に火をつける可能性は高い。
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