ネッツはキングスに5点差で敗北 渡辺は4試合ぶりに出場して2得点 ナゲッツは連敗を4で阻止

2023年03月17日 11:07

バスケット

ネッツはキングスに5点差で敗北 渡辺は4試合ぶりに出場して2得点 ナゲッツは連敗を4で阻止
4試合ぶりに出場したネッツの渡辺(AP) Photo By AP
 東地区全体6位のネッツは16日、地元ブルックリン(ニューヨーク州)で西地区全体2位のキングスに96―101(前半41―54)で敗れて39勝31敗。第3Q序盤での最大17点差(51―68)を第4Q残り45秒に5点差(94―99)まで縮めたがあと一歩およばず、プレーイン・トーナメントの対象になる7位ヒート(38勝33敗)とのゲーム差は残り12試合となった段階で「1・5」となった。
 渡辺雄太(28)は4試合ぶりに出場。55―68で迎えた第3Qの5分から“10人目の選手”としてドリアン・フィニースミス(29)に代わってコートに登場し、ミケル・ブリッジズ(26)、スペンサー・ディンウィディー(29)、ニック・クラクストン(23)、キャメロン・ジョンソン(26)ら先発4人組とともにプレーした。その2分後には右ベースライン際をドライブしたあと、正面からカットしてきたクラクストンに絶妙のパスを通してアシストを記録。さらにジョンソンがオフェンス・リバウンドのあとのルーズボールをキープしたあと、ブリッジズのパスを受けて両手でダンクを決め、このクオーターの残り1分38秒にはロイス・オニール(29)の3点シュートにつながる2つ目のアシストもマークした。

 第4Qには出番はなく、結局7分の出場で2得点、1リバウンド、2アシスト。2月24日のブルズ戦から途絶えている3点シュートの成功はなかったが出場時間帯のチームスコアはプラス(+2)だった。

 ネッツではブリッジズが23得点、ディンウィディーは18得点と7アシスト、クラクストンは14得点と14リバウンドをマーク。ターンオーバーは7回と少なく(1失点)、3点シュートの成功率は35・9%(39本中14本)に達していたが、チームリバウンドでは41―57とキングスの方が上だった。

 キングスは42勝27敗。44勝38敗だった2005年シーズン以来、17シーズンぶりの「勝ち越し」が確定した。ドマンタス・サボニス(26)が21得点、24リバウンド、5アシスト、4ブロックショットをマーク。ディアーロン・フォックス(25)も18得点を挙げて、球宴後の後半戦では12戦10勝となった。

 一方、西地区全体首位のナゲッツは敵地デトロイト(ミシガン州)で東地区全体最下位のピストンズに第3Q終了時点までは同点と苦戦。しかし第4Qを33―14で制して振り切り、連敗を4で阻止して47勝23敗となった。

 センターのニコラ・ヨキッチ(28)は30得点、10リバウンド、9アシストをマーク。ナゲッツは12試合を残してノースウエストのディビジョン優勝(通算6回目)が確定した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年03月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム