桜の戦士が侍戦士から刺激　東京SG中村亮土がWBC生観戦で“たっちゃん”に熱視線「最高です！」

2023年03月17日 23:13

ラグビー

桜の戦士が侍戦士から刺激　東京SG中村亮土がWBC生観戦で“たっちゃん”に熱視線「最高です！」 — ＜東京SG・花園＞前半、中村亮が走り込んでトライ（撮影・篠原岳夫） Photo By スポニチ

【ラグビーリーグワン第12節東京SG64―12花園（ 2023年3月17日東京・秩父宮ラグビー場）】東京SG（旧サントリー）が花園（旧近鉄）に64―12で快勝し、連敗を2でストップさせ9勝目（3敗）を挙げた。日本代表CTB中村亮土（31）は1トライ2ゴールをマーク。今秋にW杯フランス大会を控える中、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で奮闘する侍ジャパンから刺激をもらい、9得点で躍動した。

　競技は違えど、日の丸を背負って世界で戦う侍たちから力をもらっている。中村亮は11日に東京ドームで行われたWBC1次ラウンドB組の日本―チェコ戦を現地観戦し「めちゃめちゃ楽しませてもらった」と大興奮。印象に残った侍ジャパンの選手を「ミーハーになっちゃうけど、たっちゃん！最高です！」と、侍初の日系選手として人気者となっているラーズ・ヌートバー外野手（25＝カージナルス）に熱視線。ラグビー日本代表は外国出身選手が多く活躍していることもあって「日本に愛があって、体張って（チームを）引っ張っている姿がいいなって思った」と、たっちゃん愛を語った。

　この日は前半28分にトライを決めると、試合途中からSOでプレーし、コンバージョンも2本成功。前節で今季初の連敗を喫したが「切り替えて戦おうって話していた。ずるずるいかなくて良かった」とうなずいた。

　侍ジャパンは準決勝に進出し、決戦の地・マイアミへ。中村亮も今秋の大舞台の地・フランスを見据えている。「通じるものがあると思った。代表戦ってなると、背負うものも違う。自信を持ってプレーすることが大事だと思った。勇気をもらった。（W杯へ）ゲームの中で成長していきたい」。侍戦士の次は桜の戦士が列島を盛り上げる。