「厳重注意で済ますの?」「非常にお粗末な対応」春高バレー男子優勝監督の暴行、謝罪&処分にネット大荒れ

2023年03月17日 08:02

バレーボール

「厳重注意で済ますの?」「非常にお粗末な対応」春高バレー男子優勝監督の暴行、謝罪&処分にネット大荒れ
日本航空高の謝罪文(日本航空高HPから) Photo By スポニチ
 春高バレー男子で昨年優勝の日本航空高校(山梨県甲斐市)の監督による選手への暴行問題で、同校は16日に公式ホームページで謝罪。監督を厳重注意としたことなどを発表したが、SNS上では謝罪文や処分に対して批判の声が上がっている。
 同校は16日にホームページで「体罰に対するお詫び」と題し、篠原雅成校長名で「この度、本校の男子バレー部監督の体罰問題に関する報道がされております。多くの方にご心配、またご不快な思いをさせてしまいましたことを、心よりお詫び申しあげます」と謝罪。「2月19日の練習試合の日に行ったことであり、既に本人保護者への謝罪、監督への厳重注意、各公的機関への報告も済んでおり、また男子バレー部保護者への説明会も計画しております」と説明し、「今回の件を受けまして、このような事態を防げなかったことに対し、深く反省しますとともに、当該生徒に対してよりきめ細かな心のケアを実施してまいります。男子バレーボール部に限らず、教育における体罰が今後起らぬよう対策研修を充実させていく所存です。末尾に改めまして全ての方々にお詫び申し上げ、重ねて謝罪申し上げます」とした。

 この謝罪文に、ネット上には「暴行や威嚇で部活動を指導する指導者は、教職に就かせるべきではありません」「直ぐ、責任をとらせるべき」「全国一位のチームですよ。日本スポーツ協会、日本バレーボール協会、高体連がどう動くか、注目しています」「体罰を認めたのなら全国高体連ルールで1年間は指導できないはずだけど厳重注意で済ますの?」「現役の教員です。完全にアウトです。学校も含めて、非常にお粗末な対応です。残念ですが、懲戒免職が妥当ですね」「動画を見たが、あの平手打ちは感情むき出しだったな。あれには愛はないな」「厳重注意に研修だって、笑っちゃうな!!」などの声が上がっている。

 日本バレーボール協会の川合俊一会長は16日、都内で開催された理事会で「はらわた煮えくりかえる思い」と強い口調で語り、指導者資格のはく奪にも言及した。日本航空高から厳重注意処分を受けた監督は、神奈川県川崎市出身。神奈川県の高校で主将兼エースとして春高とインターハイの2冠を達成し、国内最高峰リーグ所属の実業団でプレー。第1回Vリーグの優勝メンバーにも名を連ね、1998年に同校の監督に就任している。

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