西7位のTウルブスが敵地で6位のウォリアーズを撃破 その差0・5ゲーム 西地区のPO争いは激化

2023年03月27日 12:59

バスケット

西7位のTウルブスが敵地で6位のウォリアーズを撃破 その差0・5ゲーム 西地区のPO争いは激化
土壇場で逆転の3点シュートを決めたティンバーウルブスのタウンズ(AP) Photo By AP
 プレーオフとプレーイン・トーナメントを巡る争いが大詰めを迎えて激化している。西地区全体7位のティンバーウルブスは26日、敵地サンフランシスコ(カリフォルニア州)で6位のウォリアーズに99―96(前半53―55)で競り勝って3連敗のあと3連勝を飾り、今季の成績は38勝37敗。プレーオフに無条件で進出できる下限の6位にいるウォリアーズとのゲーム差を「0・5」に縮めた。
 ティンバーウルブスは95―96で迎えた第4Qの残り11秒、カイル・アンダーソン(29)のこの日5つ目のスティールから速攻に転じ、カールアンソニー・タウンズ(27)が起死回生の3点シュートを決めて逆転。このカードは今季2勝2敗となった。

 ウォリアーズの連勝は3で止まって39勝37敗。ベンチから出たジョーダン・プール(23)が27得点を稼いだものの、ステフィン・カリー(35)は20得点にとどまり、ホームでの連勝は9でストップした。

 前日まで37勝37敗で並んでいた3チームのうち7位ティンバーウルブスが勝って、8位レイカーズはブルズに敗れ、9位ペリカンズは試合なし。この結果、ペリカンズがレイカーズと入れ替わって8位に浮上し、トレイルブレイザーズに勝った10位のサンダーと9位に後退したレイカーズとのゲーム差はなくなった。

 プレーオフには東西両地区の6位までが無条件で進出。7~10位の4チームは残り2枠をかけてプレーイン・トーナメントに回り、11位以下のチームはレギュラーシーズンの82試合目を消化した時点で今季終了となる。残り6~8試合となった段階で、西地区では全体4位のサンズから12位のジャズまで4ゲーム差の中に9チームが密集。ポストシーズンに向けての“ふるい落とし”が激しくなってきている。

 <26日の結果>
*ホーネッツ110―104マーベリクス
ブルズ118―108*レイカーズ
グリズリーズ123―119*ホークス
*セルティクス137―93スパーズ
*キャバリアーズ108―91ロケッツ
*マジック119―106ネッツ
*ラプターズ114―104ウィザーズ
サンダー118―112*トレイルブレイザーズ
ティンバーウルブス99―96*ウォリアーズ
 *はホームチーム

 <東地区全体順位>
(1)☆◎バックス(53勝21敗
(2)☆◎セルティクス(52勝23敗)
(3)☆76ers(49勝25敗)
(4)☆キャバリアーズ(48勝28敗)
(5)ニックス(42勝33敗
(6)ネッツ(40勝35敗)
(7)◎ヒート(40勝35敗)
(8)ホークス(37勝38敗)
(9)ラプターズ(37勝38敗)
(10)ブルズ(36勝38敗)
(11)ペイサーズ(33勝42敗)
(12)ウィザーズ(33勝42敗)
(13)マジック(32勝43敗)
(14)★ホーネッツ(25勝51敗)
(15)★ピストンズ(16勝58敗)
 <西地区全体順位>
(1)☆◎ナゲッツ(50勝24敗)
(2)☆◎グリズリーズ(47勝27敗)
(3)◎キングス(45勝29敗)
(4)サンズ(39勝35敗)
(5)クリッパーズ(39勝35敗)
(6)ウォリアーズ(39勝37敗)
(7)ティンバーウルブス(38勝37敗)
(8)ペリカンズ(37勝37敗)
(9)レイカーズ(37勝38敗)
(10)サンダー(37勝38敗)
(11)マーベリクス(36勝39敗)
(12)ジャズ(35勝39敗)
(13)トレイルブレイザーズ(32勝42敗)
(14)★スパーズ(19勝56敗)
(15)★ロケッツ(18勝57敗)
 ☆はプレーオフ進出が確定。◎はディビジョン首位チーム。★はプレーオフ進出の可能性がなくなったチーム。無条件プレーオフは両地区6位まで。7~10位はプレーイン・トーナメントへ

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