ジェームズが14試合ぶり復帰もレイカーズ黒星 ベンチスタートは15季ぶり2回目 八村は出番なし
2023年03月27日 07:23
バスケット
レイカーズは前日まで8位ティンバーウルブス、10位ペリカンズと同率。プレーイン・トーナメント(7~10位)の圏外で、この日ホーネッツに敗れた11位のマーベリクス(36勝39敗)とも1ゲーム差しかなく、29日に再びシカゴで顔を合わせるブルズ戦はプレーオフ進出に可能性を残すためには落とせない一戦になりそうだ。
ジェームズは当初、4月になってから戦列に加わると伝えられていたが早期に復帰。コートに出てから4分後、左サイドで17歳年下のパトリック・ウィリアムス(21)との1対1から、ゴール下にドライブして最初のシュートを成功させた。第2Qにはフリースローを4本すべて決めるなどで6得点。結局30分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は11本中6本(うち3点シュートは2本とも失敗)で、チーム最多の19得点と8リバウンド、3アシストをマーク。ターンオーバーは5回喫したが、出場時間帯のチームスコアはプラス4だった。先発陣ではデニス・シュルーダー(29)の17得点が最多。アンソニー・デービス(29)は15得点だった。
ジェームズがベンチから出場したのはキャバリアーズに所属していた2007年12月11日のペイサーズ戦以来、レギュラーシーズンでは通算1414試合で2回目。そのときは左手の人差し指を痛めて5試合欠場したあとの復帰戦で、23分の出場で17得点を記録して118―105での勝利に貢献していた。
一方、ブルズはここ6戦で5勝目を挙げて36勝38敗。ブーチェビッチが後半不在となったものの、ザック・ラビーン(28)が32得点、控えセンターのアンドレ・ドラモンド(29)が12得点と8リバウンドを稼いでその穴を埋めた。デマー・デローザン(33)は17得点と6リバウンド、10アシストを稼ぎ、今季レイカーズで45試合に出場しているパトリック・ベバリー(34)は10得点と5アシスト、20~21年までレイカーズに4シーズン在籍していたアレックス・カルーソ(29)は7得点をマーク。チーム全体で3点シュートを31本中14本成功させ(成功率45・2%)、ターンオーバーを9回にとどめて(16失点)ロードでは8シーズンぶりとなる6連勝を飾った。
<ジェームズの全オフェンス>
▼第1Q(出場6分32秒=2得点)
(1)9分30秒・左サイドからのドライブ。ウィリアムズとの1対1を制してゴール下=○
(2)9分41秒・正面からジャンプシュート=×
▼第2Q(出場6分31秒=6得点)
(3)7分11秒・左サイドからジャンプシュート=×
(4)9分50秒・正面から3点シュート=×
*10分58秒・フリースロー2本=○○
(5)11分23秒・右サイドからインサイドnドライブしたあと、ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュート=○
*11分54秒・フリースロー2本=○○
▼第3Q(出場6分58秒=6得点)
(6)2分32秒・左サイドからカルーソとの1対1。ペイント内で右手でレイアップ=○
*4分46秒・フリースロー2本=○○
(7)7分34秒・速攻から右サイドを疾走。シュルーダーのパスを受けて右手でレイアップ。ラビーンの反則を誘う=○
*フリースロー1本=×
▼第4Q(出場931秒=5得点)
(8)2分59秒・リーブスのスティールから速攻。右手でレイアップ=○(アシスト・リーブス)
(9)7分0秒・正面からドライブしてゴール下=×
(10)9分16秒・ゴール下で2人をかわしてシュート。ジョーンズJRの反則を誘う=○
*フリースロー1本=○
(11)10分55秒・正面左から3点シュート=×
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