レイカーズ・八村塁 ファイナル進出のカギは「MVPセンター」封じ NBAプレーオフ地区決勝開幕
2023年05月17日 04:25
バスケット
ナゲッツは2メートル11のセルビア人センター、ヨキッチが起点となって攻める。今までのNBAにはなかったスタイルのチームだ。近年センターが外に広がってシュートを打つことは珍しくないが、ヨキッチは3点シュート、1対1、パスがうまく、ゲームコントロールまでする「ポイントセンター」といえる。
レイカーズはヨキッチをどう抑えるかが勝利の鍵になる。センターのデービスがマークするだけでなく、外で簡単に仕事をさせないように八村ら機動力のあるフォワードがマッチアップすることも考えられる。昨季まで2季連続MVPのヨキッチにチームとしてプレッシャーをかけ続けたい。
故障明けの司令塔マレーも復調し、レギュラーシーズン1位のナゲッツは確かに強い。一方、シーズン途中のトレードでメンバーを大幅に入れ替えたレーカーズはプレーオフでは第2シードのグリズリーズ、昨季王者のウォリアーズを破って勢いがある。ジェームズ、デービスの二枚看板だけでなく、プレーオフで3度20得点以上している八村や、ウォーカー、リーブスら日替わりのヒーローも生まれている。先発5人が固定されているナゲッツよりも選手層が厚い。今のチームの力量はほぼ互角だろう。
消耗の激しいプレーオフ。エースの活躍だけで4勝するのは難しい。八村にはこれまで同様に先頭を走り、ハーフコートの攻撃では積極的にアタックし、ためらわずに3点シュートを打ち続けてほしい。(NBA解説者)
○…日本選手で初めてカンファレンス決勝の舞台に立つ八村は「自分の見せ場だと思って頑張りたい」と意気込んでいる。プレーオフでは全12試合に出場し、1試合平均約21分のプレーで11.2得点、3.6リバウンドを記録。ナゲッツの軸となるヨキッチは身長2メートル11の万能選手で、八村は「身長がでかいチーム」と高さを警戒。レーカーズが西の決勝に進出するのは20年以来。当時はナゲッツを撃破して頂点に立っており再現を狙う。
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