76ersがリバース監督を解雇 今季勝率・659も3年連続で地区準決勝敗退

2023年05月17日 07:53

バスケット

76ersがリバース監督を解雇 今季勝率・659も3年連続で地区準決勝敗退
解雇された76ersのドック・リバース監督(AP) Photo By AP
 76ersは16日、3シーズン目を迎えていたドック・リバース監督(61)を契約を2年残して解雇した。レギュラーシーズン終了後に指揮官を解任したはピストンズ、ラプターズ、バックス、サンズに次いで76ersが4チーム目。プレーオフ敗退組では東地区の第1シードながら1回戦で第8シードのヒートに敗れたバックスのマイク・ブデンホルザー監督(53)と、西地区の第4シードで地区準決勝でナゲッツの前に屈したサンズのモンティ・ウィリアムス監督(51)に続いて3人目となった。
 東地区の第3シードだった76ersは地区準決勝で第2シードのセルティクスに3勝2敗としてシリーズ突破に王手をかけていたがそこから連敗して敗退。リバース監督が就任してからは3年連続の地区準決勝敗退となっていた。

 リバース監督はマジック、セルティクス、クリッパーズ、76ersで24シーズンにわたって指揮を執っており、通算成績は1097勝763敗。マジック時代の2000年には最優秀監督賞を受賞し、セルティクス時代の2008年にはファイナル制覇へとチームを導いた。

 2007年から16シーズン連続で率いたチームは勝ち越しており、この条件を満たしているのは22シーズン連続のグレグ・ポポビッチ監督(スパーズ)を含めて5人のみ。76ersでは154勝82敗で勝率は・653に達し。ジョエル・エンビード(29)がシーズンMVPに輝いた今季は22年ぶりのファイナル出場への期待が高まっていたが、それを成し遂げることはできなかった。

おすすめテーマ

2023年05月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム