十両・落合が4連勝 左膝にテーピングも「大丈夫」不安感じさせない安定感のある攻め

2023年05月17日 20:48

相撲

十両・落合が4連勝 左膝にテーピングも「大丈夫」不安感じさせない安定感のある攻め
<夏場所4日目>美ノ海(右)を攻める落合(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所4日目 ( 2023年5月17日    東京・両国国技館 )】 十両2場所目の落合(19=宮城野部屋)が鳥取城北高の10年先輩にあたる美ノ海(30=木瀬部屋)を寄り切って初日から4連勝とした。
 左四つに組み合うと、左脇に首を入れられて攻めにくい体勢に。「雑に取ったらダメだと思って、落ち着いて長い間体重をかけて相手のスタミナを奪っていく意識だった」。反り技を試みようとする相手を、落ち着いてじっくり対処した。その体勢になってから1分20秒が過ぎた時、右上手出し投げで崩してから胸を合わせて寄り切った。

 この日から左膝の裏にテーピングが施されていた。「昨日少し痛めた。大丈夫です。一応悪化しないように」と無事を強調した。場所前に痛めた左肩と合わせて不安要素ではあるが、それを全く感じさせない相撲内容で4連勝。

 「勝っても負けても最大限できることを準備して、毎日土俵に立てることに感謝してやっていきたい」

 史上最速の所要1場所で新十両に昇進した“令和の怪物”は、デビュー3場所目とは思えない落ち着きと安定感で白星を積み重ねた。

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