体操・現役復帰の杉原愛子が3位で決勝へ 「楽しみながらできた」1年ぶり試合でベテランの“味”

2023年06月11日 05:10

体操

体操・現役復帰の杉原愛子が3位で決勝へ 「楽しみながらできた」1年ぶり試合でベテランの“味”
女子ゆか予選でポーズを決める杉原(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 体操の全日本種目別選手権第1日が10日、東京・国立代々木競技場で行われ、予選の女子床運動では、16年リオデジャネイロ、21年東京と五輪2大会連続出場し、昨年6月に競技生活に一区切りをつけた杉原愛子(23=武庫川女大)が復帰し、全体3位の12.966点できょう11日の決勝に進んだ。男子では世界選手権(9~10月、ベルギー)代表の残り2枠を懸け、千葉健太(27)、谷川翔(24=ともにセントラルスポーツ)、南一輝(23=エムズスポーツクラブ)ら有力候補が複数種目で決勝に進んだ。
 杉原がベテランらしく“味”を出した。1年ぶりの試合復帰で大きなミスなくまとめ、3位で決勝へ。観客に手拍子をあおるパフォーマンスでも盛り上げ「楽しみながら演技ができた」と笑顔を見せた。

 コーチ業やエキシビション出演、国内大会のリポーターを務める中で「楽しそうやな、出たいな」と思いが再燃。映像審査で今大会の出場資格を得た。

 本格復帰も視野に入れており「自分の体操を見てほしい。体操界を盛り上げたい」と語った。

おすすめテーマ

2023年06月11日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム