ウィザーズのポルジンギスはセルティクスにトレードへ クリッパーズを含めた3チーム間で商談成立か?

2023年06月22日 08:06

バスケット

ウィザーズのポルジンギスはセルティクスにトレードへ クリッパーズを含めた3チーム間で商談成立か?
セルティクスとのトレードが進んでいるウィザーズのポルジンギス(AP) Photo By スポニチ
 NBAウィザーズのセンターで今季自己ベストの23・2得点をマークしていたクリスタプス・ポルジンギス(27)がセルティクスに移籍する運びとなった。スポーツ専門局のESPNがドラフト前日となった21日に報じているもので、交渉が進められているのはクリッパーズが絡んだ3チーム間のトレード。セルティクスからは今季、故障で全休となったフォワードのダニロ・ガリナリ(34)がウィザーズ、バックス時代に新人王、さらに今季はシックスマン賞を受賞したガードのマルコム・ブログドン(30)がクリッパーズに移籍するという“商談”となっている。
 クリッパーズはマーカス・モリス(33)、アミール・コフィー(26)の2選手と今ドラフト30番目の指名権をウィザーズに譲渡。ポルジンギスが3600万ドル(約51億1000万円)の来季オプション契約を行使しての「サイン&トレード」になると見られている。

 ウィザーズはすでに大黒柱だったブラドリー・ビール(29)をクリス・ポール(37)らとのトレードでサンズに放出し、先発フォワードのカイル・クーズマ(27)は来季のオプション契約を放棄してFAになる見込み。今季途中には八村塁(25)をレイカーズに放出しており、チームを支えてきた主力選手を次々に入れ替える“人事”に踏み切っている。

 またファイナルで初優勝を遂げたナゲッツはペイサーズとのトレードを成立させ、今ドラフトの全体40番目指名権と来年の1巡目指名権を放出して、ペイサーズが保持していた全体29番目と32番目の指名権を獲得。22日のドラフトでは全体37番目を含めて3つの指名権を確保した。

 ナゲッツではファイナルでシックスマン的な役割を担っていたガードのブルース・ブラウン(26)が680万ドル(約9億7000万円)の来季オプションを放棄。FAとなるためにその穴を埋める補強が急務となっている。

 なおペイサーズは2つの指名権を放出したものの今ドラフトでは全体7番目、26番目、40番目、55番目の4つの指名権を確保している。

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