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ラグビー日本代表・流 “第二の故郷”熊本に元気届けるけん! 15日VSオールブラックスXV

2023年07月15日 04:22

ラグビー

ラグビー日本代表・流 “第二の故郷”熊本に元気届けるけん! 15日VSオールブラックスXV
マシレワを見ながらダッシュする流(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 九州男児が元気届けるけんね!ラグビー日本代表は15日、今秋のW杯フランス大会に向けた強化試合「リポビタンDチャレンジカップ」(熊本・えがお健康スタジアム)でオールブラックス・フィフティーン(XV)との第2戦に臨む。14日には会場で前日練習を行い、冒頭15分を報道陣に公開。リザーブ登録のSH流大(30=東京SG)は高校3年間を過ごした第二の故郷でW杯イヤー初勝利を誓った。
 純粋で正義感が強く、一度決めたら妥協しない熊本県人の気質を表す“肥後もっこす”。流はその言葉を体現するかのように、同県開催への強い思いを込めて前日練習を終えた。「凄く特別な感情を持ってる。ここ数年、地震や雨の影響で大変な思いをしている人も多い。少しでも元気になってもらえるような試合にできたら」。福岡出身だが、熊本は荒尾高(現岱志高)時代3年間を過ごした第二の故郷だ。

 ノートライで完敗した第1戦の敗因は連係不足と攻撃のミス。改善には密集からの配球と連係強化が鍵で「速い(展開を特長とする)ジャパンのアタックと切り離すことができない」と重要視する。リザーブはゲームチェンジャーとして“流れ”を変える役割も求められる。
 今秋のW杯限りで代表引退を宣言しており、桜のジャージーを着て熊本でプレーする機会は最後になる。「今、日本代表にいられるのも高校3年間を熊本で過ごしたから。お世話になった方々へ少しでも成長を見せたい」。肥後魂も携えた九州男児が、火の国で暴れる。

 ≪SHウェバー主将 姫野&リーチ警戒≫オールブラックスXVは第1戦から先発7人を入れ替えた日本代表に警戒を強めた。試合会場での最終調整後に取材に応じた共同主将のSHウェバーは「警戒する選手は何人もいるが、姫野はワールドクラスの選手。リーチはベンチになったが、彼が出てきた時は注意しないといけない」と具体名を挙げた。3番で先発するアインスリーも「日本はスクラムでギャップを詰めてインパクトを小さくする対策をしてきた」と指摘。第1戦は完勝したものの、油断せずに対策してきた様子だった。

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