豊昇龍、朝乃山を投げ飛ばした!大関獲り3関脇がそろって白星 錦木敗れて全勝消える

2023年07月15日 17:50

相撲

豊昇龍、朝乃山を投げ飛ばした!大関獲り3関脇がそろって白星 錦木敗れて全勝消える
<大相撲名古屋場所7日目>朝乃山(左)を破り、気迫のこもった表情を見せる豊昇龍(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所7日目 ( 2023年7月15日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 大相撲名古屋場所は15日、7日目の取組が行われ、大関昇進を目指す3関脇はそろって勝利。豊昇龍(24=立浪部屋)は元大関の朝乃山(29=高砂部屋)との激闘を上手投げで制して1敗をキープした。大栄翔(29=追手風部屋)は宇良(31=木瀬部屋)に押し倒しで、若元春(29=荒汐部屋)は小結・阿炎(29=錣山部屋)にはたき込みでそれぞれ勝ち、5勝目。ただ1人6戦全勝だった平幕の錦木(32=伊勢ノ海部屋)は小結・琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)に寄り切りで敗れて、初日からの連勝は6、夏場所8日目からの連勝は14でストップした。
 4日目から出場の新大関・霧島は元大関の御嶽海に押し出しで敗れて2勝3敗2休。意地の勝利をもぎとった御嶽海は7日目でようやく初白星となった。

 前日まで6連勝で単独トップに立っていた錦木は、琴ノ若を相手にいいところなく敗れて初黒星。今場所は横綱・照ノ富士、新大関・霧島(不戦勝)に加え、大関獲りの3関脇と小結・阿炎も破っていたが、この日の黒星で“役力士総なめ”はならなかった。

 豪ノ山は湘南乃海との新入幕対決にはたき込みで敗れて2連敗。初日から5連勝と好調だったが、前日の伯桜鵬戦に消極的な相撲で敗れたのに続く痛い黒星で5勝2敗となった。湘南乃海も5勝2敗。

 昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした伯桜鵬は遠藤との注目対決に完勝。2013年に同じく所要3場所で新入幕した32歳との“スピード出世対決”で、素早く右上手を取って土俵際へ追い詰め、そのまま寄り切って5勝目を手にした。

 錦木が敗れて全勝がいなくなり、豊昇龍、玉鷲、北勝富士と1敗で並んだ。

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