ASチームで佐藤陽がぶっつけ本番デビュー「難易度上げられた」ウォーターボーイが決勝進出に貢献

2023年07月15日 12:08

アーティスティックスイミング

ASチームで佐藤陽がぶっつけ本番デビュー「難易度上げられた」ウォーターボーイが決勝進出に貢献
<世界競泳 ASアクロバティック 予選>アクロバティックルーティンの演技をする佐藤陽(右)ら(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権第2日 ( 2023年7月15日    福岡 )】 アーティスティックスイミング(AS)のチーム・アクロバティックルーティン(AR)予選で、日本()木島、柳沢、佐藤友、佐藤陽、藤井、鈴木、広田、吉田)は224・5167点の4位で17日の決勝に進出した。
 今季からチーム種目に男子の起用が2人まで可能となり、佐藤陽太郎(18=ジョイフルアスレティックク)が出場。ジャンプやリフトなどアクロバティックな動作を競う種目でジャンパーを支える土台として貢献し「リフトの難易度を上げることができた」と胸を張った。

 佐藤陽は男子に門戸が開かれることが決まった直後の昨年12月からチームの練習に参加。当初は3月のW杯でデビューする予定だったが、練習中の接触で脳しんとうを起こして出場を見送った。6月の国内大会にオープン参加したが、公式戦出場は今大会が初。ぶっつけ本番の世界舞台となったが「男子が入った良さ、ダイナミズムな魅力を出したい」と持ち味を発揮した。

 男子を起用したのは出場19チーム中、日本、米国、中国、カザフスタン、ドイツの5チーム。今大会のチーム種目はAR、テクニカルルーティン(TR)、フリールーティン(FR)の各種目に順位がつくが、24年パリ五輪では3種目合計の結果でメダルを争う。

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