大関獲り豊昇龍が勝ち越し決めた!錦木、北勝富士と1敗キープ 大栄翔、若元春は7勝目

2023年07月17日 17:51

相撲

大関獲り豊昇龍が勝ち越し決めた!錦木、北勝富士と1敗キープ 大栄翔、若元春は7勝目
<名古屋場所9日目>掛け投げで平戸海(下)を破る豊昇龍(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所9日目 ( 2023年7月17日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 大相撲名古屋場所は17日、9日目の取組が行われ、大関昇進を目指す関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)は力強い掛け投げで平戸海(23=境川部屋)を下し、勝ち越しを決める8勝目を挙げた。同じく大関獲りの大栄翔(29=追手風部屋)は小結・阿炎(29=錣山部屋)を押し出して3連勝で7勝目。若元春(29=荒汐部屋)は難敵・宇良(31=木瀬部屋)をすくい投げで下して7勝2敗とした。
 大関昇進の目安となる3場所合計33勝到達まで、豊昇龍と大栄翔は残り6日であと4勝、若元春はあと5勝とした。

 4日目から出場の新大関・霧島は平幕・明生に押し込まれながらも最後は突き落としで勝ち、3勝4敗2休とした。

 東前頭筆頭の錦木は元大関・御嶽海に土俵際まで追い詰められながらもしのぎ、怒とうの攻めで寄り切った。自身最速となる9日目での勝ち越しを決め、初土俵から史上3番目となる所要103場所でのスロー新三役を確実とした。御嶽海は1勝8敗で負け越しとなった。

 平幕の北勝富士は王鵬に押し出しで完勝し、1敗をキープ。4日目から6連勝とし、10勝を挙げた昨年秋場所以来5場所ぶりの勝ち越しを決めた。

 新入幕組は、昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした伯桜鵬が大翔鵬に押し出しで敗れて3敗目。豪ノ山は遠藤を相手になすすべなく押し出され、4連敗で5勝4敗となった。遠藤は7勝2敗で勝ち越しに王手をかけた。湘南乃海はタイミングの良いはたきで琴恵光を土俵下まで吹っ飛ばし、6勝3敗とした。

 豊昇龍、錦木、北勝富士が1敗を守り、2敗は若元春、大栄翔、遠藤となった。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年07月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム