アーティスティックスイミング チームARで日本銅 出場全4種目表彰台

2023年07月18日 05:15

水泳

アーティスティックスイミング チームARで日本銅 出場全4種目表彰台
<世界水泳第4日 ASチームAR 決勝>銅メダルを手に笑顔を見せる(前列左から)佐藤友花、柳沢明希、広田憩、木島萌香、(後列左から)吉田萌、佐藤陽、藤井萌夏、鈴木ひかり(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳・世界選手権第4日 ( 2023年7月17日    福岡 )】 アーティスティックスイミング(AS)のチーム・アクロバティックルーティン(AR)決勝で、日本(吉田、広田、鈴木、藤井、佐藤陽、佐藤友、柳沢、木島)は220・5867点で銅メダルを獲得した。日本AS陣はここまで出場全4種目で表彰台を確保。女子ソロフリールーティン(FR)予選は乾友紀子(32=井村ク)が首位で19日の決勝に進出し、テクニカルルーティン(TR)との2大会連続2冠に前進した。
 耐えた。序盤のリフト。ジャンパー広田の頭がブリッジをする柳沢の腹部をかすめた。一歩間違えば技が認定されずに最低評価となるベースマーク(BM)になる可能性もあったが、大崩れせずに成功。BMなしで演技を終え、4位だった予選から順位を上げた。

 この種目まで日本AS陣は出場全3種目で金メダル。表彰台で流れをつなぎ、吉田主将は「流れを止めなくてよかった」と笑顔を見せた。

 今季からチーム種目に男子が2人まで起用可能となり、佐藤陽も出場。この種目は土台のパワーがカギを握るため、加島コーチは「男子がいた方が強い」と強調する。

 今大会のチームはAR、TR、FRの各種目に順位がつくが、3種目の合計で争う24年パリ五輪メンバー入りにはTR、FRで重要な高い技術力が不可欠で、佐藤陽にはさらなるレベルアップが求められる。また、日本の演目構成の難易度は決勝12チーム中7番目。パリに向け、より高度なリフト導入も欠かせない。

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