SOリアリーファノ「恩返しをしたい」サモア代表デビュー戦前に心境語る 22日日本代表戦

2023年07月18日 12:29

ラグビー

SOリアリーファノ「恩返しをしたい」サモア代表デビュー戦前に心境語る 22日日本代表戦
練習中に笑顔を見せるサモア代表のSOクリスチャン・リアリーファノ(右) Photo By スポニチ
 ラグビーサモア代表が18日、「リポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ第1戦」(22日、札幌ドーム)の日本代表戦に向け、千葉県船橋市内での練習を報道陣に公開。午前中に気温が35度オーバーとなる酷暑の中、攻守のコンビネーションやセットプレーの確認を行った。
 来日したのは6月中旬に発表されたW杯代表候補40人の内の28人。オーストラリア代表として通算26キャップを獲得し、19年W杯にも出場したSOクリスチャン・リアリーファノにとっては、今回がサモア代表としてのデビュー戦になる見通し。最後の代表戦出場から36カ月以上が経過した選手が、出生などの条件を満たした別の国の代表になれる新ルールの適用を受けたもので、「ルールが変わったことで、(サモアに)恩返しをしたいと思った。それが一番の理由」と話した。

 リアリーファノ自身はニュージーランド出身だが、両親や祖父母がサモア出身だという。サモアやトンガ、フィジーでは、このルールに則り元オールブラックスなどの代表籍変更が相次いでおり、太平洋諸国のラグビー界に革新がもたらされている。

 トップリーグ時代にNTTコムや豊田自動織機でプレー経験もあるリアリーファノも「ラグビー界にとってポジティブなこと。これまではティア(階層)できれいに分かれていたが、これからはティア2もティア1と戦えるようになる」と好意的に受け止めた。

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