【相撲インターハイ】斎藤忠剛が埼玉栄の優勝決めた!父・甲山親方「おいしいところ持っていった」

2023年08月07日 08:48

相撲

【相撲インターハイ】斎藤忠剛が埼玉栄の優勝決めた!父・甲山親方「おいしいところ持っていった」
団体戦決勝の中堅戦、鳥取城北の小林梅太を上手出し投げで破って優勝を決めた埼玉栄の斎藤忠剛 Photo By スポニチ
 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)相撲競技の最終日が6日、北海道北斗市の総合体育館で行われた。予選を通過した優秀32校による決勝トーナメントが行われた団体戦は、昨年準優勝の埼玉栄が5年ぶり11度目の優勝を果たした。
 決勝の相手は、史上最長の7年連続で決勝進出を果たした鳥取城北。先鋒、二陣、中堅と3連勝で、3連覇を目指す絶対王者を撃破した。

 優勝を決めた中堅は2年生の斎藤忠剛。甲山親方(元幕内・大碇)の次男で、名古屋場所三段目優勝の若碇(18=伊勢ノ海部屋)の弟にあたる。この日は1回戦で秋田・金足農業の加賀谷琉(2年)に、準々決勝で岩手・平舘の工藤佳太(3年)に、準決勝で青森・五所川原農林の長谷川力響(3年)に敗れていた。絶不調だったが「代えようと思ったけど貫いてよかった」という山田道紀監督の采配が的中。大事な場面で鳥取城北の小林梅太(1年生)を下して大仕事を果たした。

 斎藤忠剛の父・甲山親方は、前日夜に北海道入りしてこの日は現地で観戦。「2―0で来てくれたから、これはおいしいところ持っていくなと思った」と息子の活躍を喜んだ。昨年はレギュラー入りしていなかったが、3月の全国高校選抜大会で個人戦3位に入るなどこの1年で急成長。「力は徐々についていると思う。山田先生のおかげです」と感謝した。

 長男の若碇は名古屋場所で三段目優勝を果たし、秋場所での幕下昇進が確実。甲山親方は「この夏は良いこと尽くめです」と目を細めた。

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